週記第4週

週記第4週(11/13〜11/19)

【チームの雰囲気】

今週は、ミニミニが始まり様々なチームと試合をする良い機会に恵まれる日々となっています。試合が多いと写真を撮る機会が増え、部員の嬉しそうな顔を収める瞬間が好きな私にとって幸せな時間です。

前置きはこのくらいにして、私がここにチームについて書くのは初になります。何を書いたら良いのかわからず困ったなぁと最初は思いました。それは普段決められた業務を淡々とこなすことが多いからだと思います。この機会に、私は周りをよく観察すること、写真を撮ることを特に専念しました。

この期間私は特に部員の感謝の言葉を感じました。テーピングを巻いたら、ポールを拾って持って行ったら、ゼリーを渡したら、カメラを撮っていたら...たくさんの場面で部員は「ありがとう。」「ありがとうございます。」と声をかけてくれます。私は高校生の頃からマネージャーをしています。高校生の頃からずっと思ってることは、部員の感謝の言葉はマネージャーの原動力になるということです。自分たちのしていることが一方通行の行い、思いではなくちゃんと役に立てていることを実感できると思うからです。たくさんの感謝の言葉が出てくるこの場所が素敵だと改めて感じました。ただ、恥ずかしがっているのかなかなか聞けない部員もいるのでもっといろんな部員から聞けたら嬉しいなと思います笑

これは部活の雰囲気と関係ないのですが、先ほど述べたように私は部活で自分の一眼レフで写真を撮らせてもらってます。この期間久しぶりに練習でプレーの様子を撮りました。いつもより近くでプレーを見ることで、改めてハンドボールの迫力や臨場感、かっこよさを感じることができました。これからもハンドボールのかっこよさが伝わるような写真を撮っていきたいと思います。最後に今週の私のベストショット、我らがキャプテン松島弘武くんのシュートシーンで私のコメントを終わりたいと思います

3年マネージャー

【練習内容】

担当:3年梶浦陽介/GK

ポジションシュートについて

内容:
各ポジションごとにパスを受けてシュートを打つ王道のシュート練習.LW→LB→CB→RB→RW→PVの順に行い,現在の練習では,サイドポジションは3周,それ以外は2周する.45位置では,シャットありのロングシュートに加え,アウトブレイクも任意で打つ.

意図:
基本的には,シューターはランコース,自身の体勢や腕の出しどころ等に注意した上で,キーパーの動きをよく観察してシュートを放つ.逆にキーパーはシューターの動きを見て,反応だけに頼ることなく,シュートコースを予測したり,あるいはわざとコースを開けて誘い込んだりしてキーピングする.
試合では様々なシュートを打つことになるが,普段のポジションシュートでの決定率が,そのまま試合での決定率に直結する.その意味で,ひとつひとつのシュートに緊張感をもって打つことで,試合でも通用する再現性の高いシュートを打つ能力の養成を目指している.それと同時に,シュートスキルの拡大のために,色々なシュートを試す場としても機能している.逆にキーパーは,シューターの特性を踏まえてシュートを受け,シュートに対する知識量を増やし,試合で高確率で止められるセービング方法を実践,体得することを目的としている.

感想:
シューター目線でポジション毎に詳細に書こうと思いましたが,自分はキーパーであり難しく,自分がシュートを受ける際,何を考えているかをざっと言語化してみようと思います.

高確率で止めるには,脚をしっかり腕のように伸ばして,面として機能することが必要だと考えています.そのために,1年ほど前から個人的に下半身の安定性と柔軟性強化に取り組んでいます.その結果,入部当初からキーピングの仕方も脚を活かしたものに変容し,セーブ率もかなり向上したと思います.
また,関東1部やヨーロッパのキーパーの動画を見て,自分にもできそうな止め方を集め,練習の中で行うようにしています.更に,自分のNGな止め方を集めて自己分析してみる機会を作ってみてもいいかと思っています.

何をもとに自分が繰り出す止め方が実行されるかは次のようなものがあると考えています.

・シューターの体勢:前傾姿勢かどうか,体の開き,腕の位置
・DFとの関係:接触の有無と位置
・前回のシュート:打ったコース,どんなシュートを打ちたがっているか
・シューターの癖:引っ張りに打ちたい人かどうかなど
・以上を踏まえて、どんなシュートを打ってもらって止めるか:受け身ではなくこちらから誘導するようなイメージ

具体例として,ここではサイドシュートの考え方の一つを書いてみます.

サイドシュートはキーパーにとって一番デリケートであり,シューターとの絶対的な距離が一番近く,高確率で安定して止めるのが難しい.基本的にはゴールの遠目打たせ,近め打たせを決め,それに加え,ポジショニングする位置(前に出るのか引くのか)を相手に合わせて考えて実行するようにしている.近目と遠目の割合は傾斜をかけて,4:6〜3:7くらいになるように位置取る.原則的には体で潰せてない方にシュートを打たせて,そこに四肢を出していく.

サイドでは距離が近い分,キーパーはシュートのリリースポイントを見定めることが肝腎です.遠目打たせのシチュエーションを考えてみます.シュート弾道の延長線上に遠目側にある腕と脚を出して面を張ることで,腕だけでなく脚も有効的に使えている状態になり,遠目側においてキーパーが出す面の占める割合が2倍になり,セーブ率向上につながります.逆にシューターはその振り上がる脚の高さに打ってはいけないのですが,それをシューターは自覚していて,足元に打ってくる素振りを見せる場合は,今度は軸足をずらして遠目の足元をカバーして,そこにシュートを打たせセーブするという方法もあります.もちろんこれは止め方の一例です.多元的な駆け引きが両者で存在し,サイドシュートは奥が深いと実感するばかりです.

一言:
僕は練習や試合を楽しむことを人一倍意識しています.よく練習後の集合でも話題に上がるのですが,練習を楽することと楽しむことは意味合いがまるで違います.楽することは簡単です.また,楽しくいないとハンドボールを週4〜5回もやっていられません.日々の練習に目標を持って,仲間と真剣に取り組むことで,締めるべきところでは締めつつも,創意工夫のあるナイスプレーにはみんなで盛り上がる.そのような雰囲気作りに部員一人一人が加わることで,練習にメリハリがついて楽しくなります.
練習に対して目的意識を持ってもらうために,目標記入の制度を取り入れています。部全体の連絡ツールであるslackで全員書くようにしています.これまでの代では,結局なあなあになって,いつの間にか目標記入が形骸化していたので,幹部の僕らから率先して意味ある事として,重要視し継続していきたいです.
僕個人の足りない面として,コーチや同期,後輩とのコミュニケーションが挙げられます.コミュニケーションは部員との信頼やプレーの理解を促し,試合のプレーに繋がってくるからです.もっと練習内外でハンドボールのこともそうではないことも喋る機会を自分から生み出していきたいです.
秋リーグを終え,4年生が引退してから1ヶ月ばかり経ちました.練習や現在出場中のミニミニの試合の様子から,秋リーグ直後より,全員が個人スキルを蓄えたように感じます.もちろん,課題も山積みですが,一つ一つクリアしていくしかないと思います.
また,下級生の練習での振る舞い,上手くなろうとする姿勢,それに筋トレに対するモチベーションには関心するところがあり,1年生の頃の自分と比べて正直立派だなと思います.その意味で,下級生からも大いに刺激を受けています.

最後まで読んでいただきありがとうございました.今年の追いコンは絶対に勝てるよう準備するので,OBの皆さん是非足を運んでいただけると嬉しいです.

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