週記 第3週
週期第3週(11/6〜11/12)
【チームの雰囲気】
こんにちは。今週から、Instagramにて今年度の幹部紹介投稿を行っています。私はこの画像作成にあたり、幹部プレイヤーにとにかくかっこよくキメて写真を撮ってほしいとお願いをしました。投稿を見ていただければ分かるように、みんなかっこよくキメてくれています。ですが、なんだか少し恥ずかしそうです(笑)今回のような決めポーズで幹部紹介を行ったのは初めてでしたが、プレー中の真剣な表情とはまた違った、新しい表情をお届けできているのではないでしょうか。まだご覧になっていない方は是非!
さて、少し練習の話もしたいと思います。現幹部代になってから、各練習メニューにキーワードが書かれるようになりました。こんな感じで。
これにより、それぞれの練習がどんな意図で組み込まれ、どういう意識で取り組むものなのか、全体で共有することができます。プレイヤー1人1人が意識をするのはもちろんですが、この意識があれば、他人のプレーを見て的確なフィードバックも可能です。しかし実際には、練習中、各メニューの意図をコーチに聞かれても答えられなかったり、集合では意図や意識が共有できてないと発言があったり。せっかくキーワードを設けているのになかなか浸透していないように思うことも多いです。もちろん、常に意識できている人もいるでしょうし、練習に取り組むこと、ついていくことに夢中でつい忘れてしまうこともあると思います。そこで、各練習前の水入れで、何人かのプレイヤーにキーワードを囁いてみようかなと、ふと思いました。基礎練期の今、意識の持ちよう次第で成長の幅が大きく変わるのではないでしょうか。練習を外から見ている、と言う意味ではコーチのお二人と同じ立場ですが、私たちマネージャーには戦術的なアドバイスはできません。それでも、プレーをしている中にいたら感じられない気づきを、マネージャーとして還元していきたいと思います。その代わり、私にキーワードを囁かれた人は必ず、そのメニューの最後の最後まで自分で意識をすること、また、他人にも意識させるような声掛けを徹底してくださいね。
3年マネージャー
【練習内容】
担当:3年岩田/BP
『今週のpick up メニュー』
Nパス
内容:速攻時の一線速攻におけるパス。四隅にプレーヤーが立って、対角に走っていく人に反対側の人が投げる。
意図:速攻の時に早めに飛び出した選手に対して正確にパスをノーバウンドで出すことの精度をあげる。投げるプレーヤーはボールの弾道を使い分け、ディフェンスがいたとしても奪われないように走るプレイヤーに供給できるようにする。走る選手はサイドライン上を直線に、コート内部になるべく入らないようにダッシュして奥を目指す。ターンオーバーになってから走り出している選手がいながらも出せなかったり、ミスをしてしまった今年のリーグの反省からこの練習を取り入れた。
感想:実際にやってみると、パスを出すのがなかなか難しい。バウンドしてしまったりオーバーしてしまったり、うまく通らないことが多かった。また、投げる時の姿勢や投げ方が安定していない人はよりパスミスを起こしやすい。タイミングも早ければ手前過ぎてしまうし、遅ければディフェンスがいたら守られてしまう。改善策として、基本を徹底させることを行なった。腹圧であったりリリースポイントなどを調整することによって、徐々に皆精度が上がってきた。私自身としては、肩を開いて逆手を大きく振り体全体を使うことを意識するとうまくパスが通るようになった。
ただ、実戦となると当然ディフェンスがいるわけで、練習のようにはできない。ボールホルダーにはプレッシャーがくるし、自陣に帰陣して妨害してくる。私が練習内でやっているようなやり方は相当なフリーじゃないと厳しく、速攻練ではミスをしてしまった。Nパスの練習は今後も継続していく予定なので、より実戦を意識して取り組んでいきたい。
一言:鍛錬期が始まり、部員一同基礎練習だけでなく、筋トレやラントレに励み基礎能力向上に取り組んでいる。今年は人数が少ない分、皆がどれくらい頑張っているかをより知ることができるようになった。特に一年生の「みんなで頑張ろう!」という意思と行動は、上級生として刺激を受ける。
やはり、ハンドボールはフィジカルスポーツであり、技術に劣っている我々としてはここを重点的に伸ばしていくことが必要不可欠である。3部で全勝優勝するには、まずフィジカル。先日行われた、ミニミニで法政大学と対戦した時によりフィジカルの大切さを認識した。コンタクトされた瞬間に動けなくなった。この長いようであっという間に過ぎていってしまう寒い日々に、全力を尽くしてみんなで基礎トレ頑張っていこう。もちろん、怪我には気をつけて。
気づけば11月も中旬。次のリーグまでの練習回数は数えられる程度になっただろう。一つ一つ、丁寧に考えながらやっていきたい。