2024年春季リーグ初戦 戦評
【初戦 vs専修大学】
今年も春リーグの時期になった。昨年の秋リーグの雪辱を果たすため、なんとしても勝利を手にしたい初陣であった。
前半12-12
先制点を専修大学に奪われるも、すぐさま#24“剛左腕のエース”松嶋(4年)がロングシュートを沈め、今リーグ東大の初得点とする。その後、#4“凍てつく千里眼”小芝(2年)がブレイクシュートを、#20“燃え盛る主将”松島(4年)がポストシュートを決めるが、専修オフェンスにも攻め込まれ、同点の展開が長く続く。しかし前半17分から専修に2連続得点を許してしまい、スコアを6-8とされ、前半20分で東大はたまらずタイムアウト。タイムアウトでクールダウンした直後、デザインされたオフェンスで#4小芝(2年)がシュートをねじ込むと、ディフェンスも波に乗り、2点のビハインドをすぐに返済。前半27分、ディフェンスの反則による7mスローも、#1“開いた四肢が避雷針”梶浦(4年)の腕に吸い付き得点を許さない。厳しい展開が続いた前半を同点で折り返すことに成功する。
後半13-4
後半3分、ディフェンスの要である#20松島(4年)がディフェンスファールで痛恨の2分間退場をくらってしまう。この状況を打開したのは、守護神・#1梶浦(4年)のセービングと、#7“ガッツマシマシのレフティ”仲佐(2年)のディフェンス。オフェンスファールを誘導し点差を広げさせない。前半と同様、同点の展開が長く続いていたが、2本の7mスローを共に#24松嶋(4年)が確実に決め、後半16分で17-15と2点リードを奪う。その後#7仲佐(2年)が気迫溢れるサイドシュートをねじ込むと流れは一気に東大に。#10“端の王道”曽我(2年)のサイドシュート、#1梶浦(4年)のダイナミックなキーピング、#19“OFの必殺仕事人”松原(4年)のロングシュート、専修オフェンスを攻略したディフェンスが噛み合い、点差を大きく広げる。最後に#4小芝(2年)が締めのカットインシュートを決め、後半スコア13-4、全体スコア25-16で快勝を収めた。