週記第17週

週記第17週(2/26~3/3)

【雰囲気】

こんにちは。もう3月だなんてあっという間な感じがします。3月は合宿が２つもあったり、末には新歓が始まったりと、とても忙しくなりそうですが、残り1ヶ月の春休みを、部活もそれ以外も思う存分楽しみたいです。

さて、最近の練習では、自主練の時間が作られるようになりました。これは、それぞれが自分が強化したいことや克服したいことに取り組めるよう組まれたものです。1人で壁に向かって練習している人もいれば、先輩や後輩と一緒に練習している人もいたり、ビデオを撮りながら練習している人もいて、みんな自分なりに工夫しながら練習している姿がいいなと思います。マネージャーも時間を有効活用して、広報活動や分析等をもっと行っていきたいです。先日は自主練に混ざってみました。笑

少し雑談ですが、ある日の駒場練習で同期のキーパーくんにメディシンボールというトレーニング用の5kgのボールを急に渡されました。普段部員は、このボールを上に向かって投げたり、頭の上を通して後ろに向かって投げたりしていて、数メールは飛ばしています。そこで、私も試しに投げてみると頭の少し上くらいまでしか上がらず、みんなの筋力のすごさを改めて感じました。笑そんな筋肉をみたい新入生の皆さん、部活見学へお待ちしています！

というのは冗談ですが、現在、東大ハンド部ではマネージャーが不足しており、もし、これをみたマネージャー希望の方がいれば、必ず一度練習見学に来てほしいなと思います。きっとハンドボールというスポーツが好きになると思います。また、recruitのページに、ハンドボールの魅力やマネージャーの魅力が詳しく載っているので、そちらもぜひ見ていただけると嬉しいです。

3年マネージャー

【練習内容】

担当:3年/松島/PV

3/2（土）に、大崎電気所属の松浦慶介さんをお呼びし、特に集団OFのご指導をしていただいた。全員の共通理解を促進することができたので、大変有意義な練習になった。松浦さん、ありがとうございました。

さて、詳細は秘密だが、今回はその際に教えていただいた3:3を練習内容として紹介させてもらう。
OFは45とセンターとポスト、DFは2枚目と両3枚目の3:3である。センターから45にパスしてからスタートし、ポストは2枚目と3枚目の間でブロックをはめ、45はセンターに裁くのか、ポストに裁くのか、はたまた自分がシュートを打ちにいくのかDFを見て判断しなければならない。
この練習は、OFの動きを型に当てはめることで、45の判断能力を鍛える意図で行われているのだが、ただ判断するだけでなく、細かい動き一つ一つにこだわることで成功率に大きく差が出てくる。攻めた45からセンターにパスする際も、例えば、2週間前の週記で大澤が言っていたように、ただ横方向にパスをするだけではOFは攻められなきい。45自身の脅威を見せられるようなランコースや視線の取り方、いつでもシュートに行ける姿勢などを気にかけることで、マークしている3枚目をできるだけ引き出すことができ、その後の展開に繋げられる。細かい所へのこだわりと工夫をフローター陣には学んでいってほしいと思う。
またポスト側の工夫点は、いかにスライドのタイミングを合わせるかというところである。隣のDFが上がったらすぐ抜けるのではなくて、センターが出せるタイミングでちょうどポストとセンターを結ぶルートが完成するくらいのタイミングを目指すのである。言っていることは当たり前なのだが、一個前に2:2が発生して2枚目と「張る」勝負をしているため、ちょうど抜けることは実は難しい。重心をいかに保っていられるかが重要になってくるし、そのような状況を鑑みたトレーニングをしたいというように今更ながら気づいた。
松浦さん曰く、ただ筋肉をつけるだけではハンドボールでのフィジカルには繋がらないとのこと。実際にポストやDFに入る際は身体に負荷がかかった状態で力を出さなければならないから、それを再現した状態での筋トレをしなければならないと教えていただきました。その詳細もお伺いしたのですが、私はトレーニングの世界の膨大さを感じるとともに、良くチームメイトに言う「実戦をいかに意識できるか」という言葉の重要性を再認識しました。技術の面だけではなくて、その基となるフィジカル強化の部分から意識しなければならないと思った。
前回私が週記を担当したのも、松浦さんがお越し下さった時でした。前回の週記にも書いてある通り、毎回とても良い刺激になり、結果に結びついていると思う。本当にありがとうございます。
リーグが近づき、自分たちの武器を磨く期間だからこそ、その根本にある基礎へのこだわり（パスの仕方等）を妥協せず、行えるようにしたい。きっとその先に勝利に繫がってくるのだと思う。ハードな合宿が続くと思うが、全員でこだわって頑張ろう。

【新入生の皆さんへ】
入試発表まで、あと一週間を切ってなんだか気持ちがそわそわしているところだと思います。皆さんならきっと合格していると思います。努力が報われることを心から祈っております。この先、発表があり、卒業式があり、卒業旅行や楽しい行事がたくさん待っていて、3月は意外とあっという間に終わってしまいます。思う存分楽しんでくださいね！
その間に、長い4年間の大学生活をどう過ごすか考える時間を作る必要はありませんが、頭の片隅になにしようかとぼやっと思い浮かべておくと良いと思います。なにしろ、その後始まる4年間の大学生活は、その一ヶ月とは違い、あっという間に過ぎ去ってはくれません。もし、皆さんが少しでも熱い大学生活を過ごしたいと感じたら、私達ハンドボール部に一度でも良いので体験に来てくれると嬉しいです。全員で勝利を目指し、努力し、その先に掴み取った勝利は大学生活で最も輝かしく、何事にも代えがたい経験となるに違いありません。未来の自分が、コート上で輝いている姿を思い描いて、ぜひハンドボールを体験しに来てください！皆さんを心からお待ちしています。