週記 第1週

週記第1週(10/23~10/29)

【前書き】この活動報告を投稿するにあたって

今回、このような形で週記を残すことにしたのは、広報活動としての役割に加え、自分達の代が活動した証を残し、少しでも後輩たちの参考になればと言う思いを込めて、である。目に入るかどうかは、全くわからないが、これを読んで何か感じてくれた高校生がいつか東大ハンド部に入ってくれればと思うし、少しでも後代の役に立てば、と思っている。

『チームの雰囲気』

リーグオフが明け、土曜日から練習が再開しました。先日の秋リーグで4年生の先輩方が引退され、少しずつではありますが、新体制の練習風景にも慣れてきたような気がします。プレイヤーのみんなもリーグのピリッとした緊張感が抜けてなんだか楽しそうです。コーチのお二人もいきいきしている感じがします。個人的にはKさんの大きすぎる独り言が聞こえてこないことが寂しいですが。もしかしたらあれは独り言ではなくチームに必要不可欠な言葉だったのかもしれません。

さて、この週記を始めるにあたり、マネージャーにも担当箇所が与えられました。1週間の練習を外から見ていて感じた雰囲気なり、思ったことなりを綴って欲しいとのことでした。ところが、軽く書いた原稿をプレイヤーに見せたところ、自分たちの練習から感じるものはこれだけなのか、これしか感じていないのかと落胆されてしまいました。正直、とても悔しかったです。部活に対して、プレイヤーに対してなにも思ってないかのように言われたことも、自分の思っていることすらうまく伝えられない自分に対しても。ですがその一方で、その指摘に思い当たる節もないわけではありませんでした。マネージャーとして、ルーティン化した仕事をこなすだけになってしまっていた自分の存在にも気付かされました。だからこそ、これを機にもっと部活と、プレイヤーと向き合いたいと思いました。

今後、週記のこの最初の部分には、練習を外から見ているマネージャーだから感じられることを、自由に書いていきたいと思います。マネージャーが普段の練習を通してこんなふうに思っているのか、外から見た自分たちはこんなふうに映っているのかと、自分たちの1週間を振り返る一つの材料として、軽い気持ちで読んでいただけたら。マネージャーの文章を読んで、プレイヤー同士では気づけなかった気づきを、発見できたというプレイヤーが1人でもいたら嬉しい限りです。

3年 マネージャー

『練習内容』
第一週
担当:3年 LW 大澤

今週取り組んだ新しい練習メニュー
「筑波式対人パス」
内容:昨年、筑波大学さんで合同練習をした際に教わったメニューで、上半身各部位の連動を意識しながら行うパス

メニュー:両手、片手ワンフェイク、股下、利き手逆、ジャンプパスetc…

意図:クロスアタックを受けた際や、プレーの中で厳しい体勢になってしまった時でも正確なパスを出せるようにすること。腕を出す位置を可変にすることで、シュートバリエーションを増やすこと。

感想:細かい体の動きに目を向けることの大切さが分かる練習だな、と思う。体を反らした反動を肘から先に伝えていくところから始まり、手首を使う意識や体幹に力を入れる、などハンドボールにおける基本動作、特に投球動作に関して大体のことが詰まっている。
まだ、始めたばかりで横振りのパスは狙ったところに飛ばないし、腹圧を入れてジャンプパスを投げる感覚もしっくりはきていない。ただ、この練習に毎回こだわり続けることによってパス、シュートに変化が生まれるだろう、という確信を持って取り組むことができるメニューであると思う。
サイドプレーヤーである自分は、腕を振る位置と手首の感覚に特に焦点をおき、空中で姿勢を作った後の投球動作に活かしていきたいと思う。足を地につけて行うこのパス練が上手くできるようにならないと、空中でそれを意識しようなど無理な話なので、ルーティン練だからといって何となくこなすのではなく、毎回目標を持って取り組みたい。

一言:今回のリーグは目標通りの結果とはいかなかったが、自分にはもう一年ある。ここから一年、同級生や後輩とポジション争いをしていくのがとても楽しみで仕方がない。特に下の代には、トレーニング・ハンドボール双方においても野心・熱意を持ってる選手が多く、バチバチになりそうな予感がする。自分が団体競技に大学から入ろうと思った理由はそこにあるし、そういった競争の熱量を享受できるのはこれがラストイヤーだと思う。今回のリーグで得た自信はアドバンテージだと思うし、どうしたらより良いプレーヤーになれるかの指針も得られた。今リーグはディフェンス専門での出場やったけど、攻守させるのが勿体ないって思われるほど攻撃の方でも価値を高めていければと思う。また、フィジカルとアジリティでは他の部員の誰にも負けたくない。

2年生の冬に目標と定めた選手に少しでも近づけるよう、精一杯努力したい。

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