2022春季リーグ 第1戦戦評 vs慶應義塾大学

【春季リーグ戦第一戦 戦評vs慶應義塾大学】

前半14-12
2部での大事な初戦。両チームとも攻撃でのミスがあり、思うようにいかない序盤となったが、徐々に点差を離されてしまい開始8分の時点で1-4とリードを許す。こちらも#6南(4年)の気迫あるシュートなどで差を縮め3-4とするが、直後ミスが重なり前半13分の時点で3-7と差をつけられた。しかし#18堀(4年)の身体を張ったプレーで2分間退場を誘発すると、この間に6-7と差を縮める。流れに乗った東大は#3清(4年)のサイドシュートなど、前半19分の時点で8-7と一気に逆転、たまらず相手はタイムアウトをとった。タイムアウト後は、#10由良(4年)の闘志溢れるシュートや#4廣瀬(4年)の鉄壁ディフェンスなど好プレーもあったが、前半26分の時点で12-11と互いに一進一退の攻防が続いた。ここで東大は#6南に代えて#22吉田(3年)を投入、直後に鮮やかなサイドシュートを決め、存在感をアピールした。以降もお互い攻撃の手をゆるめず14-12となったところで前半が終了した。

後半 14-16
2点リードで迎えた後半。#22吉田が幸先よく得点すると、#10由良が2連続得点するなど攻撃が機能し、後半5分時点で17-13と4点のリードに成功する。しかしミスから逆速攻を許すと、攻撃の要だった#25小原(4年)が痛恨の2分間退場を受けてしまう。さらに直後シュートを決めた#18堀が負傷離脱し、あわやピンチかと思われたが、相手のミスにも助けられ差を縮めさせなかった。逆に交代で入った#5久保山(3年)が完璧なディスタンスシュートを決めるなど、後半13分の時点で21-16とリードを広げた。しかし、以降ゴールから遠ざかっている間に22-21と差を詰められてしまう。これを打開しようと後半19分、東大サイドはタイムアウトをとった。タイムアウト直後、#6南のポストシュートでこの流れを断ち切ると以降は一進一退の攻防となったが、23-21となっていた後半22分、相手を引っ掛けてしまった#3清が2分間退場となってしまう。一気に厳しい状況に追い込まれたが、直後の後半23分、#2髙木(4年)が力強い突破で相手の2分間退場を誘発し、状況を一気に打開する。以降は一進一退の攻防が続き、残り3分の時点で26-25と手に汗握る展開に。残り2分となった後半28分にキーパー#12永田(2年)の好セーブから#10由良がブレイクシュートを決めた上、2点差となった残り90秒の時点で値千金の2分間退場を誘発する。しかし、直後に得点され、#3清がサイドシュートを決めるものの、直後まさかの連続失点を喫し28-28の同点で試合終了となった。

序盤点数を離されたものの、中盤からはリードして試合を運ぶことができたが、最後の最後で同点に追いつかれてしまった。この試合で得られた課題と成果をしっかりと吸収して今後のリーグ戦に臨みたい。

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