部員日誌 新4年 南麟太朗 リーグ戦の楽しみ方

こんにちは。主将の南です。

まずはいつも多大なるご支援をして下さっているOB/OGの方々、そして応援して下さっている皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。今後とも東京大学運動会ハンドボール部をよろしくお願い致します。

新体制になり、早いもので四ヶ月が経ちました。実際に主将になってみると予想以上に考えなければならない事が多く、主将を歴任された先輩方に畏敬の念を抱かずにはいられません。

今回の部員日誌も大トリを務めさせられ、非常にハードルが上がっておりますが暖かい目で読んで頂けると幸いです。

今回の部員日誌を書くにあたり、過去二回の日誌を読み返してみました。すると、二年は半ば体制批判とも取れる文章、三年は訳の分からないサッカー談義と自由奔放かつ気を衒う作風がかなり鼻につきました。

そこで今作は主将として、ベタではありますがリーグ戦に向けた想いと部員の皆に向けたメッセージを送りたいと思います。変な脱線はしないはずなので、安心して読んでください。

さて、いよいよ明日からリーグ戦が始まります。緊張でなかなか眠れない人、分析資料を読み返す人、ストレッチに勤しむ人、などなど、様々な開幕戦前夜を過ごしている事と思います。

しかし一つ言えるのは、リーグ期というのは部員全員が間違いなく試合での勝利を第一義として人生を過ごしている事です。

もちろん通常練習の時期も部活が最も注力することであることには変わりはありませんが、リーグ期は尚更です。僕はその雰囲気がとても好きです。

もともと大学における部活とは部員一人一人が持っている想いを叶えるために共通の目標を立てて全員で力を合わせて取り組む場所であり、その最も美味しいところを味わえるのが明日から始まるリーグ期だと思っています。

確かに勝利は大事ですし、勝たなければ楽しくありません。しかし、全員が勝利を目指すからこそ、勝敗を超えた楽しさもリーグ戦にはあります。チームとしての一体感、中高時代は敵うはずのなかった相手と同じ土俵に立っている実感、二部という舞台で一つでも自分のプレーが通用した時の高揚感。その全てをコート内外問わず全力で感じ取り、楽しんで下さい。

僕達は自由でキラキラした学生生活を犠牲にして、本気でハンドボールに取り組んできました。出来る事は全てやったはずだし、今更過去のことを後悔してももう遅いです。

あとは全力でぶつかって、楽しむだけ。

最後に、ロックダンスの生みの親であるTONY GOGO氏の言葉を紹介します。

"Don't be afraid. Just have fun!"

結局最後の最後でフラグを回収してしまいました。

リーグ期には辛いこと、苦しいことも沢山あるでしょう。しかしそんな時こそ「楽しいからハンドボールをやっている」ことを忘れないで下さい。

2部で戦う夢のような一ヶ月間、全員で駆け抜よう。

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