部員日誌 新4年 中山智子 幹部になって
こんにちは、新四年スタッフの中山智子です。
四月になりました。先輩方が引退されて三ヶ月半が経とうとしています。
同期の明日香とスタッフの長といった立場になったこの数ヶ月で、自分に少し変化があったように思います。スタッフの楽しさについて書こうと思いましたが、去年書いたブログを見たところあまり考えが変わっていなかったので、誰かに向けたお話ではありませんが、幹部になって感じた自分の良い変化について書こうと思います。
一つ目に、スタッフの仕事などについて、自分が決断を下す機会が増えました。私はこれまで部活動などのチームや、授業での班といった集団の中で、意見を言うことはあっても、大事な決定をするのは他の人に任せていました。しかし幹部となった今、それでは困ります。後輩からどうすれば良いかと聞かれた時、自分も一緒に「うーん確かにどうしたらいいんだろうね」と曖昧に相槌を打って解決しないままでは、後輩も困ってしまうし、物事が進んでいきません。みんなの意見も聞きながら、その時最善だと考えられることを、決定として伝えるように心がけるようになりました。また一人で決めようとすると、考え込んでしまって進まないことが多いけれど、話し合うことで自分の考えがはっきりしたり意見をもらえたりして、最善の方針を取れる近道になることに気づけたのは大きな進歩です。
二つ目に、物事の準備に対する意識が変わりました。あらかじめスタッフのみんなに伝えておいた方がいいことや、決めておくべきことがないかをよく考えるようになったということです。イレギュラーな事態に備えて、より円滑に支障なく仕事を進めるために大事なことだと実感しています。私は、もともと考えに抜けがあることが多いのですが、思慮深い明日香と一緒にいることで少しづつ考える癖がついているのではないかと思います。
三つ目に、最上級生の自覚を持って、スタッフの良い雰囲気づくりを心がけようと思うようになりました。私が下級生だった頃とても楽しい先輩方に囲まれて部活が楽しくて仕方ない日々を過ごしていました。この時の経験から、先輩の雰囲気が良いことは後輩にとってとても大事なことだと実感しました。自分のことで一杯になることも多いですが、もっと周りに気を配ることができ、些細な様子の変化にも気づける、周りから頼られる人になりたいと思います。また、私は、スタッフは自分が興味を持って取り組めることがあればあるほど楽しむことができると思っています。各々が強みや専門性を身につけ発揮することで、よりスタッフが部活で活躍できる幅が広がり、その結果強いチームづくりに貢献できると思います。後輩を自分がやっていることに巻き込むことも、興味を持てることが見つかるきっかけになるのかも、と思うのでもっとできればいいなと思います。
ラストイヤー、人としてもスタッフとしてもより一層成長していきたいと思います。
先日、お世話になった先輩方が卒業されました。この春からは、それぞれの場所でそれぞれの目標に向かって進んでいかれることを思うと、自分たちが同期十人で一つの大きな目標に向かって一緒に頑張れるのは多分一生のうち今だけで、これはとても尊い時間なのだ、とじーんとしてしまいました。みんな、ラストイヤー頑張ろう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。スタッフに興味のある新入生の方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!