週記第19週

週記第19週(4/1〜4/7)

先週で、新歓期の部員日誌がひと段落つきましたので今週から再び一週間に一度練習報告を行なっていこうと思います。

【雰囲気】

今週から週記が再開します!今年度もよろしくお願します!

週記をお休みしていた間、新歓活動のテント列やサーオリでたくさんの新入生と会う機会がありました。数年前の自分を見ているようで、なんだか懐かしかったです。あの頃から少しは成長できたのでしょうか、、笑

土曜日には10人を超える新入生が練習に参加してくれたので、普段の約2倍の人数で練習をすることができ、活気あふれる楽しい練習になりました。新入生とOBの方々を混ぜて行ったミニゲームは接戦で大盛り上がりでした笑。受験のブランクを感じさせない新入生のプレーに圧倒されました。やっぱり人数が多いって楽しくていいなぁと感じます。

最後の集合で入部を前向きに考えていると言ってくれた新入生がたくさんいて、私はもちろん部員全員が大喜びしていました。まだ迷っている新入生も新歓練習に来てハンドボールの楽しさを体感してくれていたら嬉しいです。

そして日曜日には春リーグが始まります。約半年間の練習の成果を発揮できるようにスタッフとしてもサポートしていきたいと思います。応援のほどよろしくお願いいたします!

3年 マネージャー

【練習内容】

担当:藤井(2年)/GK

「試合観」

部員日誌によりこの週記がお休みしている間に、合宿からオフを経て、いよいよ春リーグに向う時期になった。1,2月と比べ、より実戦を意識した練習が増えてくる。その中で肝腎なのが、やはり「試合観」である。

ここで、「感」、「観」、「勘」の違いに触れておきたい。感動や感嘆という言葉があるように「感」というのは、心・精神への訴えかけを受ける際に使う。言わば受動的な側面がある。一方、「観」は、観察や直観で用いられるが、ある物事を見て、それを頭で読み解く際に使う。能動的である。「勘」は、閃きや直感とも言い換えられ、先天的な感覚を含意している。
俗に「試合勘」という言葉があるのだが、これは試合の流れの変化を瞬時に感じ取る感覚であり、まさに先天的なものが大きく、今回言及したい能力ではない。試合の流れや残り時間、相手の長所短所を見極め、常に自チーム優位に試合を進めようとする能力が、リーグには真に必要だと思う。やはり「試合観」だろう。

ハンドボールに話を戻す。例えば、自チームの1人が2分間退場した際は、OFで出来るだけ時間を長く使い、相手のOF有利の時間を少なくする。これも一つの試合観である。今の東大ハンド部で言うと、確率の高いシュートを外した後に、当人がひどく落胆してしまい、その後もテンションが上がらない、ミスを続けるといった状況があるが、試合観があれば、1つのシュートミスも1つ守れば同じ1点だと捉え、冷静にプレーできる。ハンドボールは良くか悪くか、1点ずつしか点が入らない競技なので、チーム全員が鋭い試合観を持てば、一つのミスなどすぐにリカバリー出来てしまう思う。

最近では実際に試合を想定したミニゲームを行ったが、ミスの後のリカバリー力やOFの攻め所の判断には課題が残り、チームとしての試合観は伸びしろだらけの状態だと思った。
リーグ期は日にちを重ねるにつれ、疲れが溜まったり怪我をしたり精神を擦り減らしたりしていくだろうが、試合観はむしろ減るどころかどんどんと身についていくものだろうから、やはり試合観をどこよりも付けきって勝ち切り、2部昇格を果たしたい。

【新入生の皆さんへ】

このブログを読んでいると言うことは、少なくとも東大ハンドボール部に興味があるということですね。

ようやく念願の大学生になり、目前に控えた九段下での入学式に胸膨らませているところでしょう。同時に授業が始まっているので勉強で頭がいっぱいかもしれません。

大丈夫です。直に受験病が完治して、今自分がしていることに疑問を感じ始め、自分が本当は何をしたいのか分からなくなります。そんな時は、東大生お得意の頭を使って長考するよりも、直感に、勘に、運に全てを任せてみるのも一つの選択です。

この長い4年間を綺麗に頭で考え切るのなんて不可能なのです。一度身を委ねてみて、そして辿りついた場所で意外と上手くいくもんです。熱いヤツほどバカをみる嫌な時代に、バカなほど熱くなれる。そんな環境が東大ハンドボール部にはあります。是非一度練習に来てください。部員一同歓迎します。

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