2024年度秋季リーグ第5戦 戦評
【第5戦 vs東京理科大学】
昨年の雪辱を果たすため、今リーグで2部に昇格するため正念場となる東京理科大学戦。#25“鋼の肉体、向かうところ敵なし”大澤(4年)が引退するこの試合を何としても勝利で飾りたい東大。
前半 12-12
東大は先制点を許すも#11“OFの新loadstar”吉岡(1年)が鮮やかなブレイクシュートを決め、その直後#4“凍てつく千里眼”小芝(2年)がロングシュートをゴールに突き刺し、2-1と好調なスタートを切る。しかしその後、昨年からの課題であるオフェンスでのミスが相次ぐ。それを着実に物にする猛々しい理科大の速攻をくらってしまい、前半13分、スコアを3-8とされたまらずタイムアウト。タイムアウト後投入された#19“闘魂はぜる必殺仕事人”松原(4年)、#17“DFの切り裂き魔”鈴木(1年)の両45によるブレイクシュートにより、理科大の高めDFを攻略していくと、#25大澤(4年)も巧みなサイドシュートを決めて、後半20分で7-9と2点差まで詰め寄る。その後もOF・DF共に歯車が噛み合い、#7“左腕のユーティリティシューター”仲佐(2年)が2連続得点を奪い、#20“笑顔燃え盛る主将”松島(4年)がポストシュートをねじ込み、#11吉岡(1年)がペナルティスローを確実に沈めて、12-12と同点で前半を折り返す。
後半 6-8
後半開始直後、#11吉岡(1年)が2分間退場をくらってしまい、6対5でのディフェンスを強いられるがこの窮地を救ったのは、前半から調子が右肩上がりの#1“開いた四肢が避雷針”梶浦(4年)。広い角度のサイドシュートを高出力のキーピングで見事にセーブし得点差を付けさせない。その後#4小芝(2年)の気迫のこもるロングシュートと#20松島(4年)の魂のポストシュートが決まるも、理科大キーパーのビッグセーブに阻まれ、後半15分にタイムアウトを取った際には後半スコアは3-5、全体のスコアは15-17とロースコアゲームとなる。その直後のオフェンス、#24“剛左腕のエース”松嶋(4年)が身体を張ってペナルティスローをもぎとると、自らシュートを沈め、1点差に詰め寄る。ディフェンスは#6“難攻不落の壁”楠原(1年)を中心に堅守を見せ、勇猛な理科大オフェンスを守り切るも、オフェンスでミスが相次ぎ中々追いつけない時間帯が続く。最終的にも流れは変わらず、2点差のままゲームは進み続け、ブザーが鳴った時には後半スコアは6-8、全体のスコアは18-20であった。
ディフェンスの強みを出し切れた分、オフェンスも呼応させて勝ちきりたかった試合であった。昨年の雪辱を果たしきれなかった悔しさをバネに、残りの2試合は気を引き締めて勝利を掴みたい。
次戦は10/20(日)東洋大学戦@東京理科大学野田キャンパスとなります。
応援よろしくお願いします。