2023年度春季リーグ第4戦vs慶應義塾大学 戦評

前半10-18
自主残留に向けて決して負けられない一戦の火蓋が切って落とされた。湘南ボーイ#17木曽(4年)が闘志を燃やしたブレイクで相手を2分間退場に追いやると純白の稲妻#9吉田(4年)が確実に7mを決める。さらに俊足のゴールブレイカー#13幸田(3年)と#9吉田の両サイドが、キーパーを完璧にずらすシュートを両者決めてOFの流れができる。しかし相手の#18の勢いを止めることができず前半10分で5-6と拮抗した展開になる。均衡を破って優位に立ちたい東大だが、ミスで終わるOFから相手の速攻で失点する展開が始まり、むしろ相手に流れを掴まれてしまう。前半20分で7-10とリードを広げられてしまう。残り10分でも悪い流れを断ち切れず、OFでは#17木曽がゴールの四隅を貫く華麗なシュートを放つなど盛り上がる場面があったものの、相手にシュートを打ち込まれる展開となり、前半を10-18で終える。

後半16-17
何としても逆転しなくてはならない後半が始まった。しかし前半からの課題であったミスで終わるOFから相手の速攻で失点する展開が依然として続き相手に点差を放される展開になり、後半10分で14-24と点差が広がる。しかしチームのドクター#15長岡(4年)を主導に、東大は運動量を発揮したDFを行い相手のミスを誘発する。そこから速攻で得点する展開に持ち込むことができ後半20分で19-27とじわじわと差を縮める。ここから東大は8点差をひっくり返すためにDFをマンツーマンにする。小さな巨人#12 永田(3年)がダイナミックなキーピングでシュートを止めると、旭丘の大型左腕#24松嶋(3年)がその隙を逃さずシュートを決める。最後まで全身全霊をかけて立ち向かったが力及ばす26-35で敗北した。

絶対に落としてはならない一戦で勝ち切ることができず、自力残留に向けて後がない状況となった。

次戦は5/13(日)11:30-vs駿河台大学@関東学院大学となります。
引き続き応援よろしくお願いします。

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