【戦評】2025年度春季リーグ第2戦
初戦を落としてしまった東大。上入れ替えにいくにはもう黒星は許されない厳しい状況で上智大戦を迎えた。
前半 7-11
先に上智に先制を許してしまい、その後もシュートまで行ける展開を作るも最後をミスで決めきれずいきなり厳しい時間帯に追い込まれる。また上智大に点数を取られてしまうが、"東大のウォールシーナ"#6楠原のポストシュートで流れを渡さない。ここからかなりロースコアな展開になっていくが、ここで"空いたコースは見逃さない"#15仁科の速攻でじわじわ喰らいつく。さらに#6楠原のポストシュートや"真のエース"#7仲佐の連続得点でリードを奪う。しかしここで1点差まで迫ってきた上智大に対して2分間退場をもらってしまう。数的不利の時間帯を気迫のdfで粘るも試合は振り出しに。さらにOFのテクニカルミスもあり痛恨の3連続得点を許したまらず東大のタイムアウト。その後"弾丸シュート"#3奥のステップシュートでゴールへの糸口を模索するも試合終了間際にサイドシュート際の接触で東大の2分間退場と上智大のペナルティースローを判定され、これを決め切られ前半を4点ビハインドで折り返す。
後半16-12
出だしは東大の数的不利であり、これを上智大はきっちり決め切ってくるが"ゴールへの道しるべ"#11吉岡の1vs1からの得点で数的不利時間をしのぐ。またこのあと点が入らなくなるが、"髪の毛1本通さない"#5竹下と#6楠原中心のDFで突き放すことを絶対に許さない。さらに速攻から"宇都宮の刺客"#9鈴木得意のフェイントで得点、いい形を作っていく。しかしその後上智も対応し出し得点を奪われ始める。ここで#11吉岡の機転が効いたプレーで相手の退場を誘い、この2分で#15仁科のサイドシュート、#11吉岡の7mスローで点差を詰める。上智大に点数を許してしまうもさらに#6楠原のポストシュートでまたもや退場を誘いこの間にも#11吉岡のエンプティー、"堅固のウィング"#10曽我のサイドシュートでさらに点差を詰める。ここで上智大はたまらずタイムアウト。タイムアウト後数分間一進一退の攻防が続けられるが程なくして東大はさらに退場をもぎ取る。均衡を破るかに思えたこの退場は有効活用できず点差は変わらない。時間的にそろそろ価値は厳しいかもしれなくなってきたこの時間帯、さらなる失点を排除するためDFに"帰ってきた大砲"#25井出を投入。少しDFが息を吹き返した間に#11吉岡、#10曽我の得点でどんどん点差を縮め押せ押せムード。さらに相手のサイドシュートもこの試合セーブ率脅威の45%を叩き出した"泣く子も黙るキーピング"#12藤井のセーブで防ぐ。最後2点差の場面で#25井出のミラクル12mディスタンスシュートと#7仲佐のブレイクが決まりなんとか同点まで持ち込んだ。
勝ちが欲しかったこの試合、引き分けになってしまった。次戦以降勝ち切れるようより一層気を引き締めてリーグ戦を戦っていく。
次週は5/4(日)15:00〜東京経済大学戦@東京理科大学野田キャンパスになります。応援よろしくお願いします。