【展望記】2025年度春季リーグ第6戦 東京都立大学戦
3年 藤井崇徳
5/25(日) vs東京都立大学 12:00〜 @東京理科大学野田キャンパス
先週、今リーグ初の勝利を収めた東大。この流れのまま連勝を手にしたい今週の相手は、素早い速攻を武器とする東京都立大学。今までと異なる緊張感が漂う。
理科大戦でのオフェンスは相手の立体的なディフェンスに対して、分析を重ねて用意した手札を、オフェンスの指揮者たる#11吉岡壱葵(2年/CB)が見事に捌き、こちらのペースを崩さずに得点し続けることが出来た。しかし、大きく点差を放したのちに受けたマンツーマンディフェンスでミスが相次ぎ、一気に流れを持って行かれてしまった。コート内からゲーム全体をコントロールする能力が求められている。前試合から復帰した#4小芝創(3年/LB)は冷静沈着かつ判断力もあるため、今試合でのゲームコントロール能力を期待したい。
理科大戦からシステムを多少変更したディフェンスは、今まで守りきれなかったミドルシュートに対して、接触を加えることで一気にその決定率を下げさせている。「嵌める、マイボールにする」という我々のコンセプトが実現されつつある。そのディフェンスの柱となるのは#25井出皓己(4年/LB)。主に3枚目として接触の強さを武器とする選手だが、崩れたディフェンスを修正する能力も高い。最高学年がチームを整え、チームがそれに応える。我々が積み上げてきたディフェンスを今一度披露する。
1勝はしたもののまだまだ我々は挑戦者。焦らず騒がず、自分達のしてきたことを信じ、また一つ白星を掴む。今まで負けてきた分、このままでは終われない。勝つことに貪欲に60分を戦い切る。