【展望記】2025年度春季リーグ第3戦 東京経済大学戦

2年 安本幹生

5/4(日) vs東京経済大学 15:00〜 @東京理科大学野田キャンパス

<東京経済大学戦に向けて>
春リーグ第3戦目の相手は東京経済大学だ。これまでのリーグ戦の結果はそれぞれ黒星、引き分けと決していい流れとは言えない東大であるが、前回の上智大学戦では残り10分4点ビハインドから最終的に同点にまで追いつくなど、勝利への明るい兆しは見え始めている。

第1戦、第2戦ともに苦戦したオフェンスは未だ模索の途中ではあるが、試合を重ねるごとに確実に成長を続けている。その最たる例が速攻であり、現在ディフェンスの都合上速攻時にはダブルポストの形になるが、これまでは不慣れなその形に適応しきれていなかった。しかし、実戦を重ねるうちにチームとして徐々にその攻め方に手応えを感じ始めており、次の試合では速攻を中心としたスピード感のあるハンドボールが期待できる。そんなオフェンスの注目選手は共に二年生でポストの#6楠原健太(2年/PV)と#5竹下晋太郎(2年/PV)だ。第二戦では三枚目として出場しディフェンスの要として活躍した彼らだが、この試合では彼らのオフェンスにも期待したい。

ディフェンスにおいては徐々にだがシステム通りに相手を誘導してシュートを「打たせる」ことに成功し始めている。そしてこのディフェンスの完成には#1西岡良(2年/GK)と#12藤井崇徳(3年/GK)の2人のキーパーの活躍が欠かせない。去年の秋に絶対的な守護神であった4年のキーパーが抜けてからその穴を埋めるべく練習を重ねてきた彼らだか、その練習の甲斐もありこれまでの二戦では両者共に高いセーブ率を叩き出している。互いにタイプの違うキーパー2人がその日の調子や相手に合わせて出場することで、リーグを通して1人の守護神よりも安定した、爆発力のあるセービングを見せてくれるに違いない。

まだ白星のない東大ではあるが、第3戦で新チームが始動してから初めてのリーグ戦での白星を手にするとともに、これからのリーグ戦に繋がる良い流れを掴み切りたい。

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