2022年年度 双青戦(京都大学定期戦)戦評

前半14-12
先制したのは東京大学。右側で崩してから、守備の要#4廣瀬(4年)が体勢を崩しながらも決める。さらに、直後の京大の攻撃をパスカットし速攻を決め、流れに乗ったように思われたが相手の攻撃も冴え、前半5分で2-2の同点となる。
中盤、相手エースへの対策が功を奏しブレイクを封じるも他2人のフローターをとめられない。また東大の攻撃も停滞し、前半半分で4-6の2点差と劣勢を強いられる。
その後も2点差を追いかける展開が続くが、流れを変えるべく投入された大型左腕#24松嶋(2年)が相手キーパーの腕ごとはじく強烈なシュートを突き刺し、6-7の1点差とするとここで京都大学がタイムアウト。(前半17分)
タイムアウト後、またも松嶋が今度は回転してディフェンスをかわすとそのまま決め同点とする。さらに、#4廣瀬(4年)のシュートで8-7と勝ち越す。終盤は、剛腕サイドシューター#3清(4年)の連続得点もあり2点差に広げるも、相手も負けじと得点を決め、なかなか離せない。均衡した展開の中、11-11の同点とされたところで後半25分東大がタイムアウト。
残り5分、振り出しに戻った試合の主導権を握ったのは東大。三度、大型左腕#24松嶋(2年)が決めると、交代で入ったお祭りキーパー#16梶浦(2年)が連続セーブ。相手のファールから獲得した7mもキャプテンの#6南(4年)が冷静に上に流し込み、14-12の2点差としいい流れで後半に折り返す。

後半15-12
京大は後半から超大型ルーキーを投入する。その選手を中心として攻め込まれる展開が続くが、お祭りキーパー#16梶浦(2年)が二つ名に違わぬ怒涛の連続セーブを見せる。東大の攻撃も後半に入り抑えられ1点差まで詰められる。しかし、冴え渡る司令塔#25小原(4年)が、速攻で体を押されながらのスーパーシュートを決めると、これを機に小原が覚醒。驚天動地のシュートを連続して決め17-14の3点差までリードを広げる。すると後半10分、ここで京大がタイムアウト。
タイムアウト後は京大が連続得点を決め、17-16と1点差まで詰め寄られる。しかし、梶浦祭は依然として続き、それ以上の追随を許さない。その後、攻撃も波に乗り20-17と再び3点差までリードを広げるも、京大も食らいつき後半19分20-19と1点差まで詰め寄られたところで東大がタイムアウト。
タイムアウト後、スピードスター#6南(4年)の技ありループが決まり2点差とすると、これを皮切りに東大が得点を重ね、23-20の3点差としたところで後半23分京大が最後のタイムアウト。
試合終盤、京大も個人技から得点を重ねていくが、東大も4年生が中心となり負けじと返し点差を詰めさせない。試合時間が残り少なくなり、京大も高く出てくるが最後まで集中力を切らさなかった東大が29-24で競り勝った。

次回の公式戦は8/15(月)開幕の七帝戦となります。引き続き応援よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です