部員日誌 新4年 堀卓矢 良い変化

こんにちは。4年の堀です。
今回が最後の部員日誌ということで何について書くか散々悩んだ挙句、これといったテーマが思いつかず、結局日付が変わり締め切りを過ぎてしまいました。
毎年部員日誌を書く度に思うことですが、普段から抱いている部活に対する想いや考えを言葉にして他人に伝えることは案外難しいものです。
稚拙な文章となってしまうと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

今の代が始動してから早4ヶ月が経とうとしている中で、チーム内で起きた良い変化について書いていこうと思います。

まず、制度面に起きた良い変化として、先月から澤田コーチの提案によって日記制度が東大ハンド部に新たに導入されたことがあります。
毎週月曜日に一人一人がプレーの感触や改善点、チームの雰囲気や幹部への要求など部活動についての自分の考えや想いを書き綴っています。
日々の練習や練習試合の動画を見ながら自分の考えを言語化して整理することで、より客観的な視点から自身のプレーを振り返ることができ、短期・長期的な目標の達成度も確認しやすくなったように感じます。
また、全員の日記を読めるようになっており、皆が毎週どういった考えを持って練習に臨み、どのような収穫があったのか、どのような疑問が生じたのか、など普段はあまり面と向かって話すことがないような内容も知ることができ、幹部としても非常に助かっています。
毎週一人一人の日記に目を通してコメントをするコーチの負担は計り知れないですが、今後も続けていく価値のある制度だと思います。

次に、チームに起きた大きな変化として、2、3年生の成長が挙げられるかと思います。
特に3月の練習試合や大会を通して、Bチームの3年生が中心となってリーダーシップをとり、チームの戦力の底上げに尽力してくれました。
怪我でプレーができない部員も、審判やスタッフの補助などの仕事を行う傍ら、同期や後輩のプレーのフィードバックを積極的に行っています。
当初は物静かな人が多い印象があった2年生も、たとえ相手が先輩であろうと臆することなく自分の意見を主張する場面が以前に比べて増えてきているように感じます。
プレイヤーに限らず、新しいことに意欲的に挑戦しているスタッフ陣の活躍にも目を見張るものがあります。

ここで個人的な話をすると、僕は1年生の頃から部の広報の仕事を担当しており、これまでの新歓活動に中心メンバーとして携わってきた経験があります。
今の2、3年生が新入生だった頃に、座談会や新歓練習で初めて顔を合わせた時のことは今でも鮮明に覚えています。
彼らはコロナ禍で先行きが見通せない大変な時期に東大ハンド部への入部を決心してくれました。
特に3年生は、入部時期がリーグ期と被っていたこともあって、長い間コート脇での練習を余儀なくされ、練習試合や遠征も行えない中でなかなか実戦経験を積むこともできず、辛い時期を幾度も経験してきたと思います。
新歓活動に携わってきた自分にとって、そんな彼らが試合で活躍する姿や熱心にハンドボールに取り組む姿を見ることが大きな喜びでもあります。
頼もしくなった後輩たちに負けないよう、自分も幹部として、プレイヤーとしてより一層成長していきたいです。

最後に春リーグへの意気込みを書いて終わりたいと思います。
春リーグ開幕まで残り二週間を切りました。
2部は全くの未知の世界であり、自分たちの実力がどこまで通用するのか正直見当もつきませんが、1年生の頃から憧れ、常に目標としてきた舞台でプレーできるチャンスを無駄にしないよう、全身全霊で戦い抜きます。
応援よろしくお願いします!

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